「御手洗」の名字の由来 | |
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■ 御手洗(みたらい)
【2024/03/03:改編】
# 2427位
# 「体族」の名字。
# 藤原氏などに見られる。
# 神前に行く前に身を清めることで、神職に多い名字。
# 大分県の名字で、特に佐伯市付近に多くみられる。
# 大分県に見られる。神社にある、「手を清めるための厳かな(おごそかな)場所」に因む。【出典】
# 大分県:147位、山口県:509位、宮崎県:716位、長崎県:752位、愛媛県:825位など。
# 甲斐国東八代郡の有名氏族。
# キャノンの創業者の御手洗家は大分県の出身。
【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】
# 御手洗(みたらい、みたらし)
・ 神官や社家の人が用いた名字。
・ 甲斐の御手洗氏は一宮町の一宮浅間神社の神官の出。
※ なにやら、「御手洗」という名字は人気が薄いようで、たぶんそれはトイレを意味する「お手洗い」を連想するせいではないかと思われますが、もともと「御手洗」は格式のある表現ではないのかなぁ?
# 御手洗(み-たらし): 「み」は接頭語。神を拝む前に、手を洗ったり口をすすいだりして、身を清めること。また、神社のわきにあって、そのようなことをする所。その水の流れや水鉢。【全訳古語辞典・東京書籍】
# 御手洗団子(みたらしだんご): みたらし団子(みたらしだんご)とは、3〜5個の団子を串に刺して、砂糖醤油の餡
葛餡をかけた串団子のことである。醤油だれ団子、または単に焼き団子ともいう。みたらし団子は、京都府左京区下鴨の加茂みたらし茶屋発祥の団子で、このお店の近所に鎮座する下鴨神社境内にある、御手洗池(みたらしのいけ)の水泡を模して、この団子がつくられたといわれている。【Wikipedia】
# 御手洗(みたらい): 岐阜県岐阜市御手洗。地名の由来は「和名抄」の武芸(むげ)九郷中の御佩(みたらし)郷によるか、地内に鎮座する社の祭神御手洗(みたらし)姫によるものかと考えられる。【出典】
# 御手洗(みたらい): 江戸時代より紀伊国にみらっる通称名。王子が浜の南端、三輪崎に接する。岩が切り立ち、波荒く打ち寄せる名所。江戸期広角から下り、高野坂を登って三輪崎村に行く大辺路(おおへち)に当たるため往来が多く、寛永2年の「熊野案内記」には「御手洗といふ海辺に岩穴の如くなる所を通り行く。土人此所を胎内くぐりと言ふそれより山へ登れば南海一望に見ゆ」とある。また「続風土記」には、三輪崎村の記事として「村の丑の方十七町、往還の下海辺にあり、平かなる岩の上に盥の如く窪みたる所三所あるを三所洗岩といふ」とあり、口碑でも3つの盥のような岩があることから「みたらい」という地名になったとされている。【出典】
# 御手洗(みたらい): 広島県呉市豊町御手洗。地名の由来は、神功皇后三韓出兵の際、当地に船を繋留したことによるとも、菅原道真が大宰府へ流された際、当地で手を洗い天地神祇に祈ったことによるともいう。【出典】
# 御手洗(みたらい): 福岡県糟屋郡志免町御手洗。地名の由来は、神功皇后が当地の川で手を洗ったという伝説による。【出典】
# 御手洗(みたらし): 明治時代に福井県にみられた町名。
# 御手洗川(みたらしがわ): 御手洗の名は浅間神社と関係した名称である。【出典】
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