「水卜」の名字の由来
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■ 水卜(みうら)

【2024/03/06:改編】

# 稀少姓

# 香川県を中心に千葉県などにわずかにみられる。

# 「ト」は「占」の略字で「ト部」と書いて「うらべ」という名字もある。

# 水卜: 昔は水占だったが、次第に占いをしなくなり、占から口をとって卜とした。【知れば知るほど面白い 名字の秘密大辞典 名字の秘密研究会編 彩図社】

# 日テレのアナウンサーの水卜麻美(みうら あさみ)は千葉県市川市の出身。平成25年4月2日に「さんま御殿」に出演した本人が、「室町時代から水で占いをしていた」といっていた。

# また、Net情報ではありますが、水卜アナの父親の出身地は香川県と本人が言っているらしい。

# 香川県は瀬戸内海に面し、昔から雨が少なく灌漑用の溜め池がたくさんつくられた。従って、雨乞いも重要だった。その、雨水を占ったのが「水占(卜)」と思われる。【出典

# 全訳古語辞典(東京書籍)には以下のようにある。 

占・卜(うら)

・ 物の形や現象などから神意を問い、将来を予測したり、吉凶を判断すること。うらない。
・ [例]「はじめより詳(つばら)に語りてこのうらをもとむ」〈雨月・吉備津の釜〉
・ [訳]「始めからくわしく話して、このうらないの結果を求める」
・ <参考>「占」にはさまざまな種類があり、例えば鹿の肩の骨や亀の甲を焼いてできた亀裂の形や大きさでうらなう「太占(ふとまに)」や「亀の占・亀卜(きぼく)」をはじめ、定めた場所に着いたときの歩数が奇数か偶数かでうらなったといわれる「足占(あうら)」、また石や水をうらないに用いる「石占(いしうら)」「水占(みなうら)」のほか、夕方、通りに立って行き交(か)う人の言葉でうらなう「夕占(ゆふけ)」や「道行き占」などがあった。

# 京都の貴船神社に水占い(おみくじ)があるみたいですねぇ。貴船神社、地名は「きぶね」だが、ここは水の神様なので濁らないで、「きふねじんじゃ」というようですね。【「貴船」の地名

# 「水」のつく名字

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