「片桐」の名字の由来 | |
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■ 片桐(かたぎり)
【2022/10/26:改編】
# 448位
# 全国順位(森岡浩ランキング): 466位
# 464位【出典】
# 代表家紋
# 清和源氏満快(みつよし)流などにみられる。
# 東海地方から信越地方を経て山形県にかけて多くみられる。
# 現在は、長野県、新潟県、山形県の三県に人口比では多く見られる。【出典】
# 片桐の名字は、岐阜県から長野県を通り、新潟県・山形県に至るラインに広がってみられる。そして、その中心の長野県に片桐一族のルーツ地がある。【出典】
# 片桐氏は清和源氏の出で、名字の由来となったのは信濃国伊那郡片桐(長野県上伊那郡中川村・下伊那郡松川町)。源為公の五男の為基が伊那郡船山城に拠って、片桐氏を称した。片桐景重は平治の乱で源義朝に従っていたため、平家によって所領を没収されたが、鎌倉幕府の成立で頼朝によって復活し、以後御家人となった。豊臣秀吉に仕えた片桐且元もこの一族。直系は後に跡継ぎがおらずに断絶したが、且元の弟の子孫が大和小泉藩主となって続いた。【出典】
# 長野県:84位、山形県:93位、新潟県:98位、岐阜県:159位など。
# 信濃国伊那郡片桐村(長野県上伊那郡中川村周辺)をルーツとし清和源氏満快流。近江国東浅井郡に住み、片桐且元が秀吉に仕えたことで有名。
・ 豊臣秀頼の後見役。近江の浅井家の旧臣で、先祖は信濃国伊奈郡片桐の出。賤ヶ岳の七本槍の一人で1万石を得ていた。関ヶ原の戦いの後には大和国竜田で2万8千石を領したが、1654年に跡継ぎがおらず断絶。
# 源経基の五男で満快の曽孫の為公(ためきみ)が信濃守となって、信濃国伊那郡片桐に住んで片桐氏を名乗った。片桐長頼の時に頼朝に仕え、美濃国に移り住み美濃で栄えた。「片桐(片切)」は片方が崖になった地形を表し、「切」から「桐」に転じた。
# 新潟県の片桐家
# 長野県の片桐家
# 奈良県の片桐家
# 女優の片桐はいりは東京都大田区の出身。
【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】
・ 中国地方に多く見られる。
・ 元は「片切」で、地形の片側が崩れて崖になっていた処を意味する。桐は佳字。
・ 信濃国伊那郡中川村片桐の出の片桐氏は清和源氏の満快流で、近江国の片桐且元はこの流れ。
# 小泉藩
# 国衆(国人)
# 「桐」のつく名字。
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