「五十嵐」の名字の由来
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 「あ」行の名字
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 五十嵐(いがらし、いからし)

【2022/09/06:改編】

# 113位

# 113位【出典

# 全国順位(森岡浩ランキング): 113位
# 全国密度順位(森岡浩ランキング): 山形県 > 新潟県 > 福島県
# 全国人口順位(森岡浩ランキング): 新潟県 > 東京都 > 神奈川県

# 漢字三文字苗字ランキング: 3位

# 代表家紋

# 新潟県をルーツとする名字で新潟県と山形県にまとまってみられる。

# 越後国沼垂(ぬったり)郡五十嵐(新潟県三条市下田)をルーツとする。

# 五十日足彦命の末裔で、源頼朝に仕えた五十嵐小文治助政の子孫という家が多い。直系は上杉家の家臣。【道産子のルーツ事典 岸本良信 中西出版】

# 越後国沼垂郡五十嵐(新潟県三条市下田)をルーツとする地名姓。第十一代垂仁天皇の皇子の五十足彦命がこの地を開拓したのが祖。古代から代々半原郡の郡司を務めた。【出典

# 全国的には「いがらし」と濁るが、新潟県内では「いからし」と濁らないことも多い。語源から言えば本来は「いからし < いかたらしひこ」

# 「五十」は古語では「いか」とも読むうえ、「いかたらしひこ」が開拓した土地なので、「いからし」と濁らないのが本来の読み方。しかし発音しやすい「いがらし」という読み方が主流となり、現在は新潟県以外ではほとんどの人が「いがらし」と濁る。【出典

# 新潟県中部に五十嵐川(いがらしがわ)や五十嵐浜(いがらしはま)がある。

# 語源は、アイヌ語の「物見台地」「吹き荒れる荒地」など諸説ある。第十一代垂仁天皇の皇子の五十足彦命(いかたらしひこ)がこの地を開拓したことによる。
・ 五十嵐は、古くは伊加良志と書き、アイヌ語で「見晴らしのきくところ」という意味。
・ 五十風姓は、垂仁天皇の皇子の五十足彦命の子孫にあたり、かつては蒲原郡(かんばらぐん)の郡司を務めた。その後全国に広まったが、今でも新潟県に多く分布する。

# 「五十嵐川」は古くから氾濫の多い川といわれていたが、「イカラシ」=「イカリ」で、溢れるという意味を持つ。

# 新潟市の五十嵐浜がルーツという説もある。「五十」は「いそ」と読み、「磯」のこと。「いそあらし」が訛って「いそらし」「いからし」となった。

# 新潟県を中心に北関東から南東北にかけて多く分布する。

# 新潟県を代表する名字で、新潟県内では9番目に多い。

# 新潟県三条市内にある五十嵐神社に由来する。

# 群馬県の五十嵐家

# 新潟県の五十嵐家

# 富山県の五十嵐家

# 女優の五十風めぐみは愛知県名古屋市の出身。女優の五十風淳子(中村雅俊の妻)は埼玉県浦和市の出身。

# 「五十嵐」の地名

# 五十嵐の名字・地名は、垂仁天皇の皇子の五十日帯日子命(いかたらしのひのみこと・五十日彦命とも書く)に由来する。また「見晴らしの良い場所」という意味の「イカラシ」が語源とする説もある。五十嵐氏は越後国蒲原郡五十嵐郷からおこり、祖神としている五十日帯日子命を伊加良志(五十嵐)神社に祀った。戦国時代には上杉氏に属したが、上杉景勝上杉景虎御館の乱で滅亡。子孫は関東地方や会津地方に転じた。【名字の謎学 博学こだわり倶楽部編 KAWADE夢文庫】

# 「いがらし」の語源

# 「数・数字」のつく名字

# 「嵐」のつく名字

■ 外部リンク集; 全国五十嵐会のホームページ

都道府県毎の名字の特徴 名字の様々な区分
難読名字 難読地名・珍地名
地名と災害 名字の博物館
名字と地名・都道府県編 民俗学の広場内の検索

■ このサイトで使用している「名字の順位」「全国の概算数」「都道府県毎の順位」などについてはこちらを御覧下さい。詳細】 

統計表示