「寒川」の名字の由来
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■ 寒川(さむかわ、そうがわ、かんがわ、さんがわ)

【2022/12/06:改編】

# 比較的全国にみられるが、和歌山県や香川県に多い。

# 和歌山県内では「そうがわ」読みがみられる。【出典

# 紀伊国日高郡寒川荘(和歌山県日高郡日高川町)をルーツとし、藤原北家秀郷流結城氏庶流戦国時代に、国衆の寒川氏がいたが、関ヶ原の合戦で西軍に与したため領地を失い、江戸時代には神職になった。現在も和歌山県に多く、日高川町の旧美山村と田辺市の旧龍神村にまとまってみられる。なお、香川県では「さんがわ」、徳島県では「かんがわ」、その他の地域では「さむかわ」と読み、「そうがわ」読みは「さんがわ」読みに次いで多い。【出典

# 寒川(さむかわ): 讃岐国寒川郡の国人。同地の古代豪族である讃岐国造神櫛王の子孫という。寒川郡司をつとめた。室町時代には昼寝城に拠って細川氏に従い、寒川郡、大内郡、小豆島を支配した。元家のときに大内氏に転じた。【出典

# 山城国の寒川氏も同族で、讃岐国の国人の寒川之光が乙訓郡上久世荘(京都府京都市南区)の公文職になり、一族の光康が公文代として上久世荘に住んだ。【出典

# 和歌山県の寒川家

# 寒川(さむかわ)

・ 「さむ」は「さぶ・さび」で、鉄分の多い川を意味する。渋川や金川も同様。

・ 下野国寒川郡(栃木県小山市)をルーツとする藤原北家秀郷流の小山氏の出。

・ 相模国高座郡(神奈川県高座郡寒川町)をルーツとする。

・ 讃岐国寒川郡(香川県大川郡)をルーツとする。

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# 国衆(国人)

# 「川」のつく名字

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