名字の読み方は難しい〜
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 都道府県毎の読みの特徴

スポンサーリンク
スポンサーリンク

※ 同じ漢字を書いても地域によって読み方が異なる名字が多いですねぇ。逆に言えば、読み方によって大体の出身地が解るとも言えます。調べると面白いですよ。

※ なおデータのピックアップには【電話帳ナビ:http://www.telnavi.jp/phone/】を利用しています

# 名字の読みの濁り

# 名字の読みの違い: 名字の名前の読み方に違いが出来る要因の一つとして、「時代による言葉の変化や、方言による違い」があげられる。また、「本家から分家する際に読み方を変えて区別した」や「難読のため、読みやすく発音を変えた」などがある。【出典


■ 新垣(あらかき、あらがき、しんがき、にいがき): 「新垣の名字の由来」

# 「新垣」は、沖縄県の新垣(あらかき)の地名に因む地名姓。沖縄県では、ほとんどが地名と同じ「あらかき」や「あらがき」読み。しかし、一部「しんがき」に読みを変えた人も居る。また、新潟県を離れて「にいがき」読みに変えた人たちもいる。【出典

■ 上山(うえやま、かみやま、かみのやま): 「上山の名字の由来

※「うえやま」読みは圧倒的に福井県と愛知県を結ぶラインより西日本に多く分布している。「かみやま」読みは全国的にばらけて分布している。「かみのやま」読みは地名にはあるが、人名では確認できなかった。

【うえやま】
# 岡山県真庭市に上山(うえやま)という地名がある。
# 岡山県美作市に上山(うえやま)という地名がある。
# 北海道札幌市に(株)上山(うえやま)※※※※がある。※※※※※
# 岩手県久慈市に上山(うえやま)※※※がある。
# 神奈川県厚木市に上山(うえやま)歯科医院がある。
# 静岡県伊東市に上山(うえやま)産婦人科クリニックがある。
# 福井県福井市に上山(うえやま)※※※※※がある。
# 三重県松坂市に(有)上山(うえやま)※※※がある。
# 滋賀県甲賀市に上山(うえやま)※※がある。
# 京都府宮津市に(有)上山(うえやま)※※がある。
# 大阪府大阪市に上山(うえやま)※※※※がある。
# 和歌山県海南市に上山(うえやま)※※※がある。
# 兵庫県西脇市に上山(うえやま)※※※※※がある。
# 山口県防府市に上山(うえやま)※※※がある。
# 宮崎県東諸県郡国富町に上山(うえやま)※※※がある。
# 鹿児島県鹿児島市に上山(うえやま)※税理士事務所がある。

【かみやま】
# 神奈川県横浜市に上山(かみやま)という地名がある。
# 愛媛県四国中央市に上山(かみやま)という地名がある。
# 北海道網走郡津別町に(有)上山(かみやま)※※※※がある。
# 岩手県花巻市に上山(かみやま)※※※がある。
# 神奈川県座間市に上山(かみやま)※税理士事務所がある。
# 新潟県南蒲原郡田上町に上山(かみやま)※※がある。
# 富山県富山市に(有)上山(かみやま)※※がある。
# 愛知県名古屋市に上山(かみやま)法律事務所がある。
# 愛知県春日井市に(有)上山(かみやま)※※がある。
# 大阪府泉大津市に(株)上山(かみやま)※※※※がある。
# 福岡県福岡市に上山(かみやま)司法書士事務所がある。
# 鹿児島県薩摩川内市に上山(かみやま)※※がある。

【かみのやま】
# 山形県に上山(かみのやま)市がある。

■ 宇賀(うが・うか): 「宇賀の名字の由来

【うが】
# 栃木県では「うが」読みが中心。
# 「宇賀(うが)」のつく地名
・ 北海道函館市宇賀(うが)浦町
・ 広島県三次市甲奴町宇賀(うが)

【うか】
# 山口県下関市豊浦町大字宇賀に宇賀(うか)八幡宮がある。
# 高知県高知市に宇賀(うか)※※がある。
# 高知県高知市に宇賀(うか)※※※がある。
# 高知県香美市土佐山田町に宇賀(うか)外科循環器科がある。
# 高知県室戸市に宇賀(うか)クリニックがある。
# 愛媛県新居浜市に(株)宇賀(うが)※※※※がある。
# 「宇賀(うか)」のつく地名
・ 宮城県角田市平貫宇賀入
・ 滋賀県米原市宇賀(うか)野
・ 島根県隠岐郡西ノ島町宇賀(うか)
・ 島根県出雲市口宇賀(うか)町
・ 島根県安来市宇賀(うか)荘町
・ 山口県下関市豊浦町大字宇賀(うか)

■ 金城(きんじょう、かねしろ): 「金城の名字の由来

# 「金城」は沖縄独特の名字。沖縄では「城」を「グスク」と読むため、本来は「カナグスク」読みが正しく、名字も元はそう読んでいた。しかし、難読のため、だれもが読める「きんじょう」や「かねしろ」と読みが変わっていった。ただ、地名は「グスク」読みのものも多く残っている。【出典

■ 上妻(こうづま、あがつま、かみつま、かみづま): 「上妻の名字の由来

【こうづま】
# 筑後国上妻郡上妻庄(福岡県八女郡立花町)をルーツとし「こうづま」と読む。
# 鹿児島県西之表市(種子島)に「上妻(こうづま)※※」がある。
# 福岡県福津市に「上妻(こうづま)整形外科医院」がある。
# 福岡県八女市に上妻(こうづま)小学校がある。

【あがつま】
# 津軽三味線の上妻(あがつま)宏光は茨城県の出身。 → 茨城県の出身なのに「あがつま」読みか?
# 山形県上山市に「上妻(あがつま)※※」があり、代表者名が「上妻」姓。
# 愛知県岡崎市に「上妻(あがつま)※※※」がある。

【かみつま】
# 茨城県下妻市に上妻(かみつま)小学校がある。
# 福島県東白川郡塙町に「上妻(かみつま)※※※※※店」がある。
# 東京都墨田区に「上妻(かみつま)※※※※ 」がある。

【かみづま】
# 神奈川県横浜市に「上妻(かみづま)製作所」がある。

■ 小和田(こわだ・おわだ): 「小和田の名字の由来」「小和田の地名

※ 予想に反して「こわだ」読みは沢山ヒットするが、「おわだ」読みは意外に見つかりませんでした。ここからは、あくまでも私見ですが、皇太子雅子妃の実家の由来の越後村上藩(新潟県村上市)周辺の小和田姓のルーツと考えられる「新潟県岩船郡関川村小和田」は「こわだ」と読むところから、「こわだ」から「おわだ」に変化した読み方があり、本来は「こわだ」読みなのだろうか?

【こわだ】
# 新潟県岩船郡関川村に小和田(こわだ)という地名がある。
# 神奈川県茅ヶ崎市に小和田(こわだ)という地名がある。
# 茨城県つくば市に小和田(こわだ)という地名がある。
# 東京都あきるの市に小和田(こわだ)という地名がある。
# 長野県諏訪市に小和田(こわだ)という地名がある。
# 福井県大飯郡高浜町に小和田(こわだ)という地名がある。
# 広島県尾道市に小和田(こわだ)※※※店がある。
# 栃木県足利市に小和田(こわだ)※※がある。
# 和歌山県和歌山市に小和田(こわだ)一級建築士事務所 がある。
# 東京都江戸川区に(有)小和田(こわだ)※※※がある。
# 東京都北区に小和田(こわだ)歯科医院がある。
# 茨城県古河市に小和田(こわだ)※※※※がある。
# 和歌山県有田郡有田川町に小和田(こわだ)※店がある。
# 滋賀県草津市に小和田(こわだ)※※がある。 
# 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家字小和田の飯田線に小和田(こわだ)駅がある。

【おわだ】
岐阜県関市に小和田(おわだ)という地名がある。
# 静岡県浜松市に(株)小和田(おわだ)総合保険事務所がある。

■ 佐原(さわら・さはら): 「佐原の名字の由来

【さはら】
# 東京都に居酒屋?の佐原(さはら)屋本店がある。
# 埼玉県川越市に佐原(さはら)奏司法書士事務所。
# 北海道室蘭市に佐原(さはら)※※※※がある。
# 新潟県五泉市に佐原(さはら)※※がある。
# 石川県七尾市に佐原(さはら)病院がある。
# 茨城県下妻市に佐原(さはら)動物病院がある。

【さわら】
# 東京都千代田区神田に料理店の佐原(さわら)屋がある。
# 富山県氷見市に佐原(さわら)さんがいる。
# 東京都港区新橋に料理店の佐原(さわら)がある。
# 栃木県那須郡那珂川町に佐原(さわら)※※※※※※※がある。
# 千葉県香取市に佐原(さわら・旧佐原市)がある。

■ 東海林(しょうじ・とうかいりん): 「東海林の名字の由来

# 東海林の読み方の分布

■ 台(だい、うてな): 「台の名字の由来

# 奈良時代には、物を載せる台を「うてな」といい、それを名字にしたため「台(うてな)」の名字が生まれた。しかし、現代では「だい」と読むことが一般的。もともと「うてな」と読んでいた家が、明治時代の名字の届け出時に、「だい」の読み方に変えた家もある。【出典

■ 中島(なかじま、なかしま): 「中島の名字の由来

# 中島は、西日本では「なかしま」と濁らず、東日本では「なかじま」と濁ることが多い。中島は地名姓だが、地名も「なかしま」と濁らない。もともと、「なかしま」と読んでいたものが、方言なども相まって東日本では読みやすい「なかじま」と濁るようになった。【出典

# 名字の読みの濁り

■ 錦織(にしこおり、にしこり、にしきおり) : 「錦織の名字の由来

# 古代の職業姓で、現在の滋賀県大津市あたりに、「錦を織る錦織部」という職業集団があり、この一族が錦織(にしこおり)を称した。その後、一族は現在の島根県に転じ、一部の人たちが読みやすいように「にしこり」と読ませた。さらに、現在の千葉県に移り住む者があらわれ、漢字読みに忠実な「にしきおり」の読みに変えたため、三通りの読みができた。【出典

■ 羽生(はにゅう、はぶ): 「羽生の名字の由来

# フィギュアスケートの羽生(はにゅう)結弦選手の「羽生」の由来は、宮城県大郷町羽生の地名姓。大郷町にある羽生天神は、かつて朝廷に羽毛を献上していたことから、「羽が生まれる」となって、羽生の地名が生まれたという。【出典

# 将棋の羽生(はぶ)善治棋士の「羽生」も地名姓。菅原道真が大宰府に流されたときに、海上で嵐に遭って漂着したのが「羽生(はぶ)の浦」だったことから、家臣が名字を羽生とした。後に、この一族は種子島に転じ、今でも種子島では「はぶ」と読む。【出典

# 関東地方の「羽生」は、土器や埴輪を造るのに適した良質の赤土が産出されたことに因む地名。古代には、土を「は」と読んでいたので、土生(はぶ)や土師(はじ)といった名字もできた。土が生まれることを意味する「土生(はにゅう)」に「羽生」の字をあてた。羽生の読みは、「はにゅう」が8割で、「はぶ」が2割。【出典

■ 前田(まえだ、まえた):  「前田の名字の由来

※ 検索すると「まえだ」読みが4775件、「まえた」読みが103件ヒットする。

【まえだ】
# 全国的に沢山ある。

【まえた】
# 鳥取県鳥取市に前田(マエタ)※※がある。
# 鳥取県鳥取市に前田(マエタ)歯科医院がある。
# 鳥取県鳥取市に(有)前田(マエタ)※※がある。
# 鳥取県鳥取市に前田(マエタ)※※※がある。
※ 他、鳥取県に前田(マエタ)読みが沢山存在する。
# 青森県八戸市に(有)前田(マエタ)※※がある。
# 岩手県九戸郡洋野町に前田(マエタ)※※※※※※がある。
# 岩手県大船渡市に(有)前田(マエタ)がある。
# 山形県鶴岡市に前田(マエタ)※※がある。
# 山形県酒田市に(株)前田(マエタ)製管がある。
# 山形県村山市に前田(マエタ)※※がある。
# 山形県山辺町に前田(マエタ)※※がある。
# 山形県山形市前田(マエタ)町に宅老所まえたがある。
# 山形県山形市に前田(マエタ)さんがいる。
# 山形県上山市に前田(マエタ)さんがいる。
# 新潟県新潟市に前田(マエタ)内科クリニックがある。
# 新潟県佐渡市に前田(マエタ)建築設計事務所がある。
# 東京都葛飾区に前田(マエタ)※※※※がある。
# 広島県福山市に(株)前田(マエタ)※※がある。
# 福岡県朝倉郡筑前町に前田(マエタ)※※※がある。

■ 茂木(もき、もぎ、もてぎ、しげき):「茂木の名字の由来

※ 検索すると以下のようにヒットする。

【もぎ】: 約368件

【もてぎ】: 約288件

【もき】: 約13件(北海道小樽市、北海道古平郡古平町、山形県酒田市、山形県西村山郡河北町、山形県最上郡真室川町、新潟県長岡市、群馬県吾妻郡中之条町、群馬県吾妻郡東吾妻町、千葉県富津市、大阪府豊中市など)

【しげき】: 約12件


■ 長野(ながの・ちょうの)


統計表示